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生化学会近畿支部会と神戸ルミナリエ(1998年12月20日)


(神戸ルミナリエ)


(成宮教授と清水)

12月12日神戸大学で、生化学会の近畿支部会が開催され(山村博平教授主催)、「脂質メディエーター」に関する色々な知見が報告された。ホスホリパーゼ、プロスタグランディン、PAF、PI3キナーゼ、プロテインキナーゼCなど、次々と新しい研究成果が発表され、この分野では日本が確実に世界をリードしていることを印象づけられるような有意義なシンポジウムであった。シンポジウムには神戸大学学長の西塚泰美先生も参加し、鋭い質問を寄せておられた。西塚先生の「神戸に来たら一度は行った方が良い」とのお勧めもあり、神戸大学生理の片岡徹教授のご案内で、三ノ宮駅付近の「ルミナリエ」に出かけた。京都大学薬理の成宮周教授も同行された。震災後から始まったというこの光の祭典、何でもイタリア人のデザイナーが加わり、彼らでなくては出せない色を出しているそうだ。まぶしく美しくライトアップされた数百メートルの商店街は大変な人出で(期間中に400万人が見物するという)で、押すな押すなの中で、陽気な関西人のエネルギーには圧倒されるばかりであった。東京人にはこの活力はないな。東京に震災が来たら、、、こうは行かないな、と思わず考え込んでしまった。