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日本脂質生化学研究会(小倉)(2000年6月14日)

 
(ホテルからの小倉湾)                                           (ノックアウトマウスでのPAF定量を話す進藤君(D1))


(ロイコトリエン受容体を発表する小笠原君(D2))

第42回脂質生化学研究会が小倉で開かれた(産業医大 古賀洋介教授世話人)。参加者の数は決して多くはないが、次世紀の研究テーマの一つが脂質メディエーターであることを考えると、重要で、しかも内容の濃い学会であった。脂質メディエーターはもちろん、脂質代謝ではまだわからないことがたくさんあることも明らかとなった。この種の学会の特徴は、何と言っても少人数で会場も少ないために、熱心な議論が出来ることだ。薄層クロマトグラフィー、HPLCなど、普通の学会では見ることの少なくなったデータを見ることが出来るし、また、全てが口頭発表なので、大学院生の教育にも大変良い。来年は6月に帯広で開催されるが、脂質生化学の分野はこれから非常に重要になるように思われる。