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2009/10/4 - 台湾の国家衛生研究所訪問

米国で40年以上研究を続けたWu博士が、台湾のNHRI(National Health Research Institute)の所長として帰国された。彼はトロンボキセン合成酵素をクローニングし、副産物として12-HHTが等量作られることを証明した研究者の一人である。Wu博士の招待により10月初旬、台湾の研究所を訪れた。12-HHTが単なる副産物では無く、受容体を持ちマスト細胞の遊走に働くという我々の研究(現在、九大の奥野君を中心にした研究)が高く評価された結果である。講演会、研究室ツアーの後、台北の101タワー(500メートルあり、現在世界一の高層建築)や故宮博物館で中国六千年の歴史に触れた。熱い人情と町の活気に触れた出張だった。


台湾Zhunan市(竹南市)にある研究所


講演会のポスター


Wu夫妻との晩餐(101ビルの85階の展望レストランで)


これが101階建てのビルディング(今のところ世界一高い)


89階にこの様な形の770トンの重しがあり、振動を抑えている


ここのエレベーターは高速(時速60キロ)、振動も無い。世界一というギネスの証明書


土曜日は故宮博物館を探索した