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第15回研究所セミナー

日時

2015年2月16日(月曜日)17時~18時

場所

研究所A・B会議室(国府台中継)

講師

水島 昇 先生(東京大学)

演題

オートファジーによる細胞内分解

講演要旨

オートファジーはリソソームを分解の場とする細胞質成分の分解システ ムである。出芽酵母をモデルとした解析を発端に、この約10年間、哺乳類を含むさまざまな真核生物でのオートファジーの分子機構と生理的意義の理解が急速に進んでいる。現在までに、オートファジーは飢餓時や初期胚発生時のアミノ酸プールの維持、細胞内品質管理を通じた神経変性・腫瘍抑制、細胞内細菌分解な どにおいて重要な役割を担っていることが明らかになった。本講演では、これら の生理的意義に加え、オートファジーを司る膜動態の分子機構、ヒト疾患との関 連についても議論したい。

代表論文

  1. Itakura E, Kishi-Itakura C, Mizushima N.
    The hairpin-type tail-anchored SNARE syntaxin 17 targets to autophagosomes for fusion with endosomes/lysosomes.
    Cell 151: 1256-1269, 2012.
  2. Tsukamoto S, Kuma A, Murakami M, Kishi C, Yamamoto A, Mizushima N.
    Autophagy is essential for preimplantation development of mouse embryos.
    Science 321: 117-120, 2008.
  3. Hara T, Nakamura K, Matsui M, Yamamoto A, Nakahara Y, Suzuki-Migishima R, Yokoyama M, Mishima K, Saito I, Okano H, Mizushima N.
    Suppression of basal autophagy in neural cells causes neurodegenerative disease in mice.
    Nature 441, 885-889, 2006.
  4. Kuma A, Hatano M, Matsui M, Yamamoto A, Nakaya H, Yoshimori T, Ohsumi Y, Tokuhisa T, Mizushima N.
    The role of autophagy during the early neonatal starvation period.
    Nature. 432, 1032-1036, 2004.
  5. Mizushima N, Noda T, Yoshimori T, Tanaka Y, Ishii T, George MD, Klionsky DJ, Ohsumi M, Ohsumi Y.
    A protein conjugation system essential for autophagy.
    Nature 395, 395-398, 1998.

研究所セミナー:開催スケジュール

  • 第15回 水島 昇 先生(東京大学)     (2月16日)
  • 第14回 田中 啓二 先生(東京都医学総合研究所)
                         (12月8日)

主催・連絡先

国立国際医療研究センター研究所長:清水 孝雄

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