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ワクチン被接種者あるいはブレイクスルー感染者血漿の、臨床検体から分離した新型コロナウイルス・オミクロン株のBQ.1.1系統とXBB系統に対する反応性を検証
2022年12月16日
東京大学医科学研究所
国立国際医療研究センター
1. 発表者:
河岡 義裕(東京大学医科学研究所 ウイルス感染部門 特任教授/
国立国際医療研究センター 研究所 国際ウイルス感染症研究センター長
2. 発表のポイント :
- mRNAワクチン(パンデミック初期株をもとに作られたワクチン)3回目または4回目被接種者の血漿*の、オミクロン株のBQ.1.1系統とXBB系統に対する中和活性は、従来株、BA.2系統、あるいはBA.5系統に対する活性よりも顕著に低かった。
- BA.2系統ブレイクスルー感染した患者の血漿のBQ.1.1系統とXBB系統に対する中和活性は、従来株、BA.2系統、あるいはBA.5系統に対する活性よりも顕著に低かった。
*3回目接種から半年経過または、4回目接種から1-2ヶ月経過したもの。
詳細は以下のファイルをご覧ください。
リリース文書