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透過型電子顕微鏡の切片作成、ならびにパラフィン・凍結組織切片の作成をお手伝いいたします。固定されたサンプルをお持ちいただければ、切片作成までの一連の作業を 支援員にお任せいただけます。
電子顕微鏡による観察では、ご依頼者様ご本人に実際の像をご覧頂けるよう、装置の操作をご支援いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
- 透過型電顕試料作成支援サービスの概要
- 組織切片作成支援サービスの概要
- 受益者負担金・対応時間など
- 当システムの利用実績データ収集のお願い
ご利用について
- 国立国際医療研究センター研究所における研究・および内外の連携研究をサポートいたします。
(研究所外部の方のご依頼は、共同研究等で当研究所の研究実績に関わる場合に限らせていただいております) - 検体は固定・無毒化した上で支援員がお引き受けいたします。
- 固定方法・包埋等の条件検討に 日数がかかることがあります。
透過型電顕試料作成支援
「膜構造が見たい」「顆粒構造の様子を知りたい」など、ターゲットに応じた固定方法をご提案いたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
組織切片作成支援
免疫染色支援サービス終了のお知らせ
これまで、免疫染色(条件検討を含む)を支援サービスとしてご提供しておりましたが、お陰さまで電子顕微鏡の依頼案件が増加し、支援者の手が足りない状況になって参りましたので、誠に恐縮ですが 組織切片作成支援の内容を「切片作成・HE染色」に限らせて頂きます。
ご不便をお掛けし大変申し訳ありませんが、何とぞ皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
なお、免染用の未染色切片作成支援は 継続実施いたしますので、是非ご利用ください。
また、免疫染色の技術的なアドバイスは随時お受けいたしますので、ご遠慮なくご相談ください。
受益者負担金・対応時間など
受益者負担金について
注:支援業務の受益者負担金を下記のように改定いたします(平成23年7月受付分より)。
注:支援業務のランニングコストを受益者負担とし、下記のようにご負担頂くことになりました。
注:受益者負担金は、4ヶ月末毎(7月・11月・3月末締め)に各研究部徴費からのお引き落としになります。
透過型電子顕微鏡(TEM)試料作成支援
- 超薄切片作成(固定液準備・樹脂包埋・切片作成) 5000円/検体、15グリッドまで
- ネガティブ染色 2000円/検体、15グリッドまで
注:1検体当たりのグリッド数が増える場合は、5枚毎に+500円。
組織切片作成支援
- パラフィンブロック作成 1000円/検体(ブロック)
- 凍結切片作成 1000円/検体(ブロック)
- HE染色(パラフィン・凍結共通) 100円/スライドグラス
- 免染用 未染色切片(パラフィン・凍結共通) スライドグラス10枚まで 500円 以後、スライドグラス5枚毎に+300円
注:プレパラートケースは、ご必要な場合にのみ1個1500円でお付けします。
走査型電子顕微鏡(SEM)試料作成支援一式 1検体10万円から
注:日本電子株式会社様(JEOL)のご協力を賜り SEM観察のサポートを始めました。
検体の固定~観察までの一式を、日本電子株式会社本社にて承ります。
プロの技術者による検体調製・最新鋭の機器を用いた観察支援を行います。
依頼者ご本人が観察・撮影することもできます。料金は1検体10万円からです。
当システムが窓口となります。志村・中野までお気軽にご相談ください。
注:汎用性の高いHE染色試薬はご用意しておりますが、それ以外の特殊染色剤につきましてはご依頼者様にご用意頂いております。何とぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
注:支援員の工賃・技術費用はご請求いたしません。
対応時間について
事前打ち合わせ、サンプル処理作業・観察支援は、支援員の勤務時間(月曜日から金曜日、午前10時から午後5時)でのご対応になります。
注:土曜日・日曜日に樹脂包埋できるようなスケジュールであれば 効率よく進められますので、水曜日から木曜日にサンプルをお引き受けできればベストです。
その他
受託の順番にしたがって対応いたしますので、混み合う場合にはお時間をいただくことがあります。
また、サンプルの数やターゲットの難易度によっては、処理の順番が前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
当システムの利用実績データ収集にご協力ください。 New!
当システムでは、皆様のご利用実績に基づいて 今後の支援のあり方やご利用料金の見直し、共通利用機器類の導入要望等を検討して参ります。
本システムの支援を介して得られた研究成果を 学会発表や学術論文などで公表される際は、支援を受けられた旨を謝辞等に記載していただけますようようお願い申し上げます。
また、公表年度内に「学会名(大会開催日時)」・「論文名(雑誌名・発行日・ページ)」を 論文別刷または電子ファイルの形で当システムまでお寄せいただけますようお願いいたします。
今後の支援体制の向上のために、是非とも皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。