ホーム > トピック・関連情報 > 受賞 > 日本国際保健医療学会奨励賞を高橋-松本エミリー研究員が受賞
高橋-松本エミリー研究員(左)と中村安秀日本国際保健医療学会理事長(右)
2014年11月1日、当センター研究所熱帯医学・マラリア研究部の高橋-松本エミリー 研究員が、平成26年度「日本国際保健医療学会奨励賞」を受賞しました。受賞対象となった業績は、同氏の博士論文(東京大学)の報告の一部で(Malaria Journal 12: 384, 2013)、パラワン州のマラリア流行村に配置されたマラリア顕微鏡検査技師の感染予防啓発活動を強化し、地域住民による予防行動を強化する方策がマラリア再感染率の減少、ひいてはパラワン州全土のマラリア制圧につながる社会科学技術戦略として有用であることを示したものです。なお同賞は、日本国際保健医療学会の正会員で、国際保健医療学の進歩に寄与すること顕著なる業績を発表し、将来の発展を期待し得る原則40歳未満の若手会員に授与されるものです。